2016年4月10日日曜日

日本でもベトナムロブスタコーヒーが買えるようになりました

もちろんベトナムで買えば安いけれど、ベトナムには行けない!
そんな私たちのために、日本でもベトナムロブスタコーヒー豆が買えるようになりました!
ロブスタだから安い!そしておいしいです。独特の風味があります。
ぜひ、お店で見つけたら試してください。

おいしく飲むポイント
フレンチローストかイタリアンローストにして
細かくサイホン用かエスプレッソ用に豆をひきます。
ペーパーフィルターかフレンチプレスで飲みます。
カフェオレにもぴったりです。

下はカフェドクリエのフレンチカフェ


ベトナムコーヒー 北と南

ベトナムコーヒーといっても、北と南では違うんだそうです。
もしかすると「北は」「南は」というステレオタイプかもしれませんが。

南はチュンゲンコーヒーが有名ですね。
チュンゲンコーヒーは、ちょっとフレーバーのにおいが強いですが
ホーチミンの市場に行って買っても、今も昔(20年前)も
フレーバー(ココナツのにおい)の強いコーヒー豆が多いです。

実は私はチュンゲンはちょっと苦手(というか飲みません)
おみやげにくれた人、ごめんなさい。

Trung Nguyen ホームページ

北は、私が思うにはですが、フレーバーのにおいがあまりなくて

日本の自家焙煎みたいな、お店ごとに焙煎しているコーヒーもあります。
私的には好みのコーヒーが多いです。

これはカフェニャンというハノイのカフェのコーヒー
おいしいです
ホアンキエム湖のそばにあるから、今度行ってみたいな!
Cafe Nhânホームページ

2016年4月3日日曜日

ベトナム新人類とジャンクフードで花見

Cholimex チリソース
私的には、1986年のドイモイ以降の豊かになった世代のベトナム人は「新人類」と、思います。
ベトナム人も「薬莢を拾った世代と今の世代は違う」などと言います。
だいたい今の30代前半くらいが境でしょうか。

「薬莢を拾う」というのは、
戦後の貧しい時代に、戦争であちこちに落ちている薬莢(火薬の金属製の容器)を拾って売って、家計の足しにするわけですね。

で、前置きが長いですが、そんなベトナム新人類たちと花見に行きました。

●これまで ベトナム旧人類 100均グッズで工夫してバーベキュー
バナナ焼いてます
ホントはこの種類のバナナじゃないと
文句言いながら

今までは、貧乏を知っているベトナム旧人類といっしょだったので、花見のつまみは100均グッズ(金属ボールと網と炭)でBBQとか、手作りベトナム料理だったんです。

●今 ベトナム新人類 ジャンクフード

で、今年は30歳以下の新人類がいっぱいで、
つまみは、こんなジャンクフードになっちゃいました。

 ・食パンをちぎってCholimexの
 チリソースをつけて食べる
 ・さきいかにチリソースをつけて食べる
 ・ポテトチップスにチリソースをつけて食べる
 ・コーンフレーク(チョコ味)そのまま食べる
 ・アイスクリーム(なぜ花見に?)
 溶けても気にせず食べる

こんなつまみを食べていたら、もしかして体に悪いのではない?



2016年3月28日月曜日

日本のスーパーで買えるベトナムのお菓子バインズアヌオン

スーパーの成城石井で
ベトナムのお菓子(bánh dừa nướng バインズアヌオン ココナツサブレ)を売っています。
ちょっと高いけど、時々買ってもいいね。
ベトナムココナツサブレと揚げ春巻き風スナック


ビールのおまけに、パクチー味の揚げ葱もらいました。

私カルディの回し者ではないのですが、
今日カルディで、メキシコ・コーヒー味ビール特価150円6本を買ったら
ベトナム製パクチー味揚げ葱(hành phi rau mùi ハインフィ ザウムイ)が付いてきました。
1袋180円以上しますからかなりお買い得。
ごはんやフォーや炒め物にかけたらおいしいな。

このメキシコビール・コーヒー味ビールは冷やすとおいしいそうです。
反対に冷やさないと、とても飲めないんですって。


2016年1月31日日曜日

ハノイの街の店 ベトナム料理の作り方 決定版

ハノイの路上や街の店で、ベトナム料理の作り方をじっくり観察してきました。
ここに決定版「ハノイの街の店料理」そしてその秘訣を紹介します。

■店の種類 色々あるけどこの8種類に尽きます。

1)コムビンザン
 あんなにおいしくて、おかずを何種類も選べて、あんなに安いなんてすばらしい!!
 コムビンザンで作る料理は数十種類、配達もやっている。
 なので店が小さくても、スタッフは多く、10人くらいいる。

2)フォーの店 焼きめしもあり
 昔ながらの本格派の生フォーの店は今は少ない。
 今は味の素味が多い、フォーも仕入れていると思う。
 焼きめしも出すところが多い。(ヅアボー(漬け物牛肉)焼きめしがうまい)

3)ブンの店
 ブンカー、ブンボー、ブンオックなど、めんにのせる物を変えて何種類かを出すが、
 基本は同じトマトスープ&かに味噌味。
 味の素を多量に使う。ブンは仕入れている。魚や貝の唐揚げは店で揚げる。

4)ブンダウマムトムの店
 店タイプと路上タイプがある。専門店が多い。
 店タイプでは、肉やさつま揚げを追加できる。ブンは仕入れている。

5)ブンチャーの店、バインクオンの店
 専門店が多い。バインクオンだけは今でも1枚ずつ手作り。

6)バインミーの店、ソイ(おこわ)の店、揚げ物の店、お粥の店
 どこにでもある。安さが売りの店。

7)カフェ
 「アンサン」などと看板があって軽い食事をできる店もある。

8)お茶スタンド
 青いプラテーブルのお茶(2000ドン)とジュースだけ出す店
 お茶は七輪で沸かしている。

ほか、ブンゾックムンの店、フォーガーの店、バインダーの店、犬肉の店など専門店もある。
また、色々な料理や鍋を出すビアホイ、最近増えた海鮮料理ビアホイもある。
精進レストランもあるけれど、高級イメージである。

■ハノイの店の成功の秘訣

1)専門化している
 フォーならフォーだけに集中しているので、安くておいしい。
 食後のコーヒーやデザートは隣のカフェやチャー屋に行く。

2)分業化している
 生ブンなどをジャストインタイムで入手できる。

3)食材の仕入れが簡単
 そこら中に市場があるので、香草、チャイン(レモン)、肉など仕入れが超簡単。

4)作り方が簡単
 基本的に料理の作り方が簡単。女性1人でやっている店も多い。

■ハノイの店のこれからの課題

1)増えそうなファミレス
 車で出かけて、食事からデザートまで、同じ店で食べたい中間層も増えた。
 今、ファミレスのような店が増えているが、今後も増えるだろう。

2)衛生面
 これは、ベトナム人も悩んでいるところだろう。
 しかし、きびしい規制をして、何も売ることのできない日本のようになるのだけは
 やめて欲しいものだ。
 せめて水道水の衛生が確保されて、手洗いが整備されるといいのだが。