2014年1月19日日曜日

テット(旧正月)の思い出と、バインチュンづくり

今日は、ナムディン出身のHOAさん指導で本格的バインチュンづくり教室です。ベトナムのふるさとで作っているレシピそのままで、教えてもらいました。
なおバインチュンのスペルはBánh chưngとBánh trưngとあります。ベトナム人でも、どちらがいいかもめてますが、語源など知りたいところですね。

バインチュンは、テット(旧正月)に向けて、1週間前から、作るそうです。
バインチュンを包んで、鍋で夜中中煮ますが、この鍋のまわりを囲んで、みんなで話をするのが楽しいのだそうです。

料理というのは、単に作るだけでなく、思い出と共にあるものだいうことと、私たちも忘れないようにして、大事にしたいですね。

さて、今日のバインチュン1個分のレシピです

材料:洗って水につけて置いたもち米(塩少々) お椀2杯、ゆでておいた皮なし緑豆 お椀1杯、薄切りハイン(エシャロット)とカルダモンの実(Thảo quả タオクア)をまぶした豚バラ肉3枚
その他:包むのにゾンの葉(lá dong)またはバナナの葉(lá chuối)、四角い枠、ひも


■バインチュンを包む
1.ひもを置いて、その上に枠を置いて、葉を折って入れ物を作る。
 (角が切れないように何重にも バナナの葉は切れやすくむずかしい)
2.もち米を1杯入れて平らにし、豆を半杯入れて平らにし、肉を置いて、上に豆と米をのせて平らにする。
3.四角い葉で底を作って上にのせ、包装紙で包むように上を閉じる。
4.上を押さえて枠を抜き、ヒモをくるくる細くしてしばる、90度にもしばる。

■バインチュンを煮る
5.大きな鍋にバインチュンを並べて入れて、4~7時間くらい、水を差しながら煮る。
6.煮終わったら、気をつけて出して、ざるに載せて、水を切る
7.平らに並べて、重いもので平らに重しをする。

■食べるとき
8.包丁では切りにくいので4本のヒモで、放射線状に切って食べる
9.日本では電子レンジで温めてもいい
 

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